レジ袋の有料化に伴い、いよいよ必需品となってきたエコバッグ。
何度も使えて便利ですが、買い物の後、そのままにしてませんか?
エコバッグの中は、汚れや水分などで雑菌の温床になっている可能性があります。食品を入れることが多いので、清潔に保ちたいですよね。
洗濯機で洗えるのか、洗えない場合はどのようにお手入れするのかまとめてみましたよ。
エコバッグのお手入れって必要?
エコバッグは食品を入れることが多いので、汁がついてしまったり、野菜の泥が残ってしまったり、衛生面で問題が出てきます。
見た目には汚れていなくても、雑菌の温床になってしまっているかもしれません。
食品を入れるので、なるべく簡単に衛生的に保ちましょう。
「でも、洗濯機って使えるの?」
「簡単な選択方法は?」
洗濯できるかどうかどのように判断するのでしょうか?
エコバッグが洗えるかどうかの判断
洗えるかどうか確認するためには、取扱表示を見てみましょう。

取扱表示の中の、桶のようなマークが目安です。
・桶のマークが選択可否の判断基準
・数字は温度
・棒の数が多いほど弱い洗濯
・桶にバツが書いているものは洗濯出来ない
取扱表示がない場合は、商品のタグや販売元のサイトなどで、「洗える」かどうか調べてみてくださいね。
洗えない場合は、洗濯せずに汚れた部分を布なのでお手入れすれば大丈夫です。
エコバッグの簡単なお手入れ方法:拭くだけ
洗える洗えないにかかわらず、少しの汚れの場合は、簡単なお手入れのみで大丈夫です。
・除菌シートなどで全体を拭く
内側や外側をしっかりとウエットティッシュや、スプレーを吹き付けたキッチンペーパーで拭きとります。
・乾かしてからたたむ
しっかりと乾かしてからたたんでください。
湿気が残っていると、カビの原因になってしまいます。
では、次は洗えるエコバッグの洗い方について説明します。
“洗える”エコバッグの洗い方
取扱表示を見ていただき、洗濯機で洗えるものは洗濯機で洗います。
桶のマークに手が書かれているものは、手洗いしてくださいね。
※なお、濃い色のエコバッグを洗う時は、あらかじめ色落ちのチェックをしておくようにしましょう。
・洗剤の原液を目立たないところに付ける
・5分後白い布に色移りするか確かめる
・移っていれば単独で洗う
洗濯機の場合
そのまま洗濯機に入れてしまうと、持ち手の部分やが絡む可能性があります。
また、マジックテープが他の洗濯物に引っ付いてしまったりするので洗濯ネットに入れて洗いましょう。
手洗いの場合
1.洗濯液を作る
桶などに30℃以下の水を入れ、液体洗剤を溶かします。
2.やさしく押し洗い
エコバッグを沈めたり浮かせたりを20~30回繰り返します。
3.すすぐ
きれいな水を入れ替えて、丁寧に押してすすぎます。
4.洗濯機で軽く脱水(1分以内)して完了
軽めに脱水します。
“洗えない”エコバッグのお手入れ方法
1.汚れを拭く
水で湿らせた布や除菌ウエットティッシュで汚れている部分を拭く
2.洗濯洗剤を使う
汚れが取れない場合は、洗濯洗剤の原液を少し布に付け、汚れ部分をたたく
3.綺麗な布を使う
水を含ませたきれいな布で汚れ部分をたたき、洗剤と汚れを3の布に移す
4.綺麗な布を使う
乾いた布やペーパー類で水分を吸い取る
中までしっかり乾燥させる干し方
中までしっかり乾燥させるには
1.エコバッグを裏返す。
2.両手で軽くたたきしわを伸ばす
3.中が膨らみ空気が通るようにピンチハンガーなどを使う
4.逆さにして陰干しする
濡れたままだと他のものに色移りをする可能性があるので、すぐに干して乾かすようにしましょう。
種類別洗い方:注意点
保冷機能のあるエコバッグ
内側がアルミ素材になっている保冷機能付きのエコバッグを使用している方も多いと思います。
アルミ素材は、洗ってしまうとはがれてしまったり、洗濯すると形が崩れてしまったりするので、おススメできません。
使うたびにアルミ部分を除菌シートなどで拭きとっておくと汚れが定着しないので、長持ちしますよ。
ナイロン素材
オーソドックスなナイロンのエコバッグは、基本的に洗濯機の使用が可能です。
ただし、熱に弱いので、乾燥機・アイロンは使用しないでください。
コットン・綿 素材
コットン素材は縮みやすく、シワになりやすいので基本的に洗濯は不可です。
少しの汚れなら、乾いたタオルや歯ブラシなどで、軽くこする程度なら大丈夫です。
汚れが付いた場合は、薄めた中性洗剤や水で濡らし固く絞った布で乾いた後、よく乾かしてください。
また、濡れた場合、色移りをする可能性があるので、すぐにしっかり乾かしましょう。
\おすすめのエコバッグはこちら/

エコバッグを清潔に保とう
食品を入れるエコバッグ。
普段から意識して、清潔に保ちたいですよね。
清潔に保つためのポイントを5つお伝えします。
肉や魚、野菜はポリ袋に入れる
肉や魚は、ラップで包まれていますが、汁がこぼれないようにポリ袋に入れるようにしましょう。
また、野菜類も泥や砂がついている場合や、袋に入っていても、空気穴が開いている場合があるので、こちらもポリ袋に入れるようにしましょう。
エコバッグに詰める順序にも気を付けて
冷たいものはまとめて入れるようにして、暖かいものの近くにしないようにしましょう。
荷物を安定させるために、硬いものや重いものは下に。
つぶれやすいものは上にすることで、汁のこぼれを防ぐことが出来ます。
食品と日用品を分ける
生ものや野菜などを入れるエコバッグと、日用品を入れるエコバッグを分けましょう。
匂いや汚れが日用品に移るのを防ぐことが出来ます。
エコバッグを置く場所は綺麗?
食品を入れるサッカー台と呼ばれる台は、他の方の詰め替えの際に汚れている可能性があります。
エコバッグに買ったものを詰める前に、作業台の汚れチェックも忘れずに。
帰宅後、すぐに中身を全て出して
中身をすべて出したら、エコバッグを裏返してくずやごみを払いましょう。
冷たいものを入れていた場合は、エコバッグが湿っているので、乾かしてからたたみましょう。
まとめ
エコバッグの洗濯方法と、お手入れについてまとめてみました!
中身を出したらすぐにお手入れをすると長持ちします。
レジ袋有料化に備えて、しっかり準備してレジであわてないようにしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました(*´ω`)